chrome firefox IE edge safari opera android appleinc

PHOTOS

写真部最新情報

2020.01.24

平塚市との共同開催 #hiratsukagood写真展

平塚市との共同開催 #hiratsukagood写真展(1月24日~2月11日)が三誌(神奈川新聞・東京新聞・湘南ジャーナル)に掲載されました。

市のプロモに平学写真部が参戦 魅力発信へ一役 平塚

48枚の写真を貼り合わせた全長5メートルの大作の風景写真=平塚市

 市民が撮影した写真を使った平塚市のシティープロモーションに、平塚学園高校(同市高浜台)写真部の生徒たちも手を貸すことになった。平塚の魅力を伝える市主催の「#hiratsukagood 写真展」と初めて連携し、撮り下ろしの作品13点を展示する。目玉は手作業で作った全長5メートルの巨大パノラマ写真。高校生カメラマンたちは「高校生目線の若さや元気を感じてほしい」と呼び掛けている。

 目玉の写真は、湘南海岸の夕景を撮影した。波が打ち寄せる浜辺を男女が歩き、薄暮の空には富士山と湘南平のテレビ塔のシルエットが映る。「青春っぽさをイメージした写真を撮りたかった」と2年の工藤大和さん(17)。3度にわたり海岸に足を運び、一瞬をレンズに収めた。

 巨大パノラマ写真は同校写真部の伝統。2年で部長の須田ひかるさんは「校内で展示しても小さな写真だと足も止めてもらえないから、目を引く大きな写真を作るようになった」。

 学校のプリンターではA3サイズまでしか印刷できないため、分割した画像を手で貼り合わせる。つなぎ目が分からないようミリ単位で細かく調整するのが、先輩から後輩へと受け継がれる技だ。今回も48枚の写真をつなげ幅5メートル、高さ1メートルの大作に仕上げた。

同市は2016年から写真共有アプリ「インスタグラム」で投稿した“インスタ映え”する写真を市のPRに活用している。これまで約5万件の投稿が集まり、年6回ほど市内で写真展も開いてきた。

 20~30代に照準を当てた定住促進策の一環だが、「より若い世代に浸透を図り、将来的な若年層の定住につなげたい」と市担当者。数々の写真コンクールで入賞実績もある同校写真部の腕を頼ることになった。

 引退した3年生も含め24人の小所帯。高校入学とともにカメラの世界に飛び込み、「思い出の一瞬を残せる」「いろいろな側面から写せるのが楽しい」と写真の魅力にはまった生徒たちも多い。

 市との連携企画が持ち上がった後、行列のできるタピオカ店や人気ラーメン店、昨年に「神馬」が奉納された平塚八幡宮などを訪ね歩いてシャッターを切った。須田さんは「遊び心もあって市のホームページには出ないような高校生らしい、青春を感じさせる写真を見てほしい」と呼び掛ける。

 写真展は「ららぽーと湘南平塚」(同市天沼)1階で、24日から2月11日まで開催。午前10時から午後9時まで。


作品名「カギ、無くなってる!?」(高麗山公園・テレビ塔)


作品名「3月デビュー! 皐月(さつき)です」(平塚八幡宮)
(神奈川新聞2020年1月19日)

平塚学園高生、10代の視点で表現 市の魅力PR あすから写真展

夕焼けに染まる海岸を撮った作品と写真部員ら=平塚市役所で

平塚市が街の魅力を発信しようと24日から市内の商業施設「ららぽーと湘南平塚」で開く「#hiratsukagood写真展」に、平塚学園高校写真部が労作13点を出品する。若い世代へのアピールを狙い、市が数々のコンテストで実績のある同校に協力を依頼。部員らは「高校生目線で青春らしさ、元気さ、若さを表現した。平塚が良い所だと知ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。2月11日まで。 (吉岡潤)
 一、二年生十七人が協力し、高校生に人気のタピオカ店やラーメン店、恋人が南京錠を掛けることで有名な湘南平、JR平塚駅などでシャッターを切った。モデルも部員が務めた。二年の須田ひかる部長(17)は「みんなに見てもらうにはどうしたらいいかを考えた。市との共同活動で責任も感じ、精神的にきつかった」と苦笑い。
 目を引くのが、横約五メートル、縦約一・二メートルの大作。夕焼けに染まる海岸で男女二人が立ち、富士山や湘南平のテレビ塔のシルエットを遠くに望む。「青春をイメージした」と二年の工藤大和(やまと)副部長(17)。天候をにらみ、よりよい撮影ポイントを探しながら、日を変えて三度、撮影した。
 展示用の仕上げにはもうひと山あった。学校のプリンターはA3サイズまでしか印刷できないため、パソコン上で画像を四十八分割し、つなぎ目がずれないように細かく調整。さらにプリンターの調子で色むらが出ないように、同じ日に七時間かけて四十八枚を印刷し、慎重に貼り合わせた。
 同校写真部は六年前から文化祭で巨大写真を披露しており、代々受け継いだノウハウを駆使したという。須田さんは「部員全員で気合を入れてやった。写真を見た人が感情移入し、青春らしさを感じてくれればうれしい」と力を込めた。
 市は二〇一六年から若者らに人気のアプリ「インスタグラム」で投稿された写真を市のPRに活用するキャンペーンを続けており、写真展を年六回ほど開いている。担当者は「今後も若い世代と協力して、高校生同士のコラボなども考えたい」と話す。
 写真展は、ららぽーと1階で午前10時~午後9時。

(2020年1月23日東京新聞)


(湘南ジャーナル2020年1月17日)


(ららぽーと湘南ひらつかでの展示風景)

アクセス お問い合わせ
PAGE TOP PAGE TOP
Copyright © 2017
Hiratsuka Gakuen, All rights reserved.
Copyright © 2017
Hiratsuka Gakuen, All rights reserved.

上に戻る