君は輝く
平塚学園は、昭和17年の創立以来「真に役に立つ日本人」の育成を目指してきました。
唯一絶対の自分を理解した上で、他者を大切にし尊重する。
そうした自と他の調和の中から、自分の責任や役割を自覚し、
地域社会、日本、やがては世界へと活躍のフィールドを広げていく。
これが「真に役に立つ日本人」の理想の姿であり、
いつの時代も変わらぬ平塚学園の教育理念です。
私たちを取り巻く現代社会は、物質的にはかつてないほど豊かでありながら、
経済は混迷を極め、
無秩序に氾濫する情報により、とかく価値観を見失いがちです。
しかし、こうした時代にあって、平塚学園では、
一人ひとりに確固たる信念と自信を持たせ、確かな基礎学力を育み、
真に社会に役立つ人材を育てるシステムを整えています。
また、君たちの個性・可能性を精一杯生かしたい、
という情熱にあふれた先生が君たちを待っています。
「努力は必ず報われる」―これは、卒業生のだれもが口にする言葉です。
君たちの個性が光り輝く、かけがえのない3年間であってほしい、そう願っています。
校長 大澤 一仁