2018.09.05
ラグビー部今夏の総括
長く更新できずすみません。ラグビー部です。今後はこまめに情報を更新しますのでよろしくお願いします!
さて、我々ラグビー部は7月29日~8月3日まで、長野県菅平高原にて、埼玉県のチームと練習試合を行い、その後岐阜県数河高原へ移動し、大会連覇を目標に飛騨市長杯という大会に臨みました。ここ数年ディフェンディングチャンピオンとして、先輩たちが築き上げてきた大会4連覇。今年の「槙也組」にとっては大変大きなプレッシャーとなっていました。今年の合宿のテーマは「最高の笑顔」。どんなに苦しい時でも笑顔を絶やさず、苦しいことに仲間と皆で乗り越えていこうと決めました。地元岐阜県、古豪四日市農芸高校に競り勝ち、迎えた決勝戦。相手は愛知県の同朋高校となり2年前、3年前と同カードとなりました。前半いい形で得点し、12対0で折り返したものの、相手の大きなFWの圧力を受けて防戦一方。12対12と同点とされた後も、自陣で釘付けとなり、敗戦を覚悟したものの、グラウンドで戦っている選手たち、そして控えのメンバーや一年生、またわざわざ岐阜県まで応援に駆け付けて頂いた多数の保護者やOB達。様々な方の後押しで40回近くの相手攻撃を気迫で防ぎ、大会史上初の延長戦へ。延長前半相手のミスを見逃さずに、トライを取りきり、相手の猛攻を防ぎ、19対12で見事大会5連覇を達成することができました。選手たちが試合中常に笑顔を絶やさず、苦しい時を乗り越える姿、そして選手たちが見せたうれし涙は、今後の人生においてもなかなか味わうことのない達成感の表れだと確信しております。
8月12日から17日までは神奈川県内で合宿を行い、バスケットボールやソフトボール、バーベキューに流しそうめんなどラグビー部?というような活動を通じて、我々の目指す「ONE TEAM」により近づけたように感じました。
そして8月19日から21日までフロントローの選手(なぜかBKの選手もいましたが)を中心に東京の荒汐部屋にて相撲トレーニングを実施。今年で7年目ということで力士たちともすっかり馴染み、過酷な稽古だけでなく、ちゃんこ鍋などの食育、勝負の世界で生きるプロの姿勢など、数多くの経験をさせていただきました。感謝です。
その後、いよいよ秋の全国大会県予選に向けて、桐光学園や千葉の市川高校、また卒業生が数多くお世話になっている国士舘大学との合同練習などをさせていただきました。本校の卒業生で現在国士舘大学の2年生村山雅也選手は長野、岐阜の合宿にも帯同してもらい、選手からの信頼も厚く、大会5連覇の影の立役者となりました。本人曰く、コーチとしてこの大会に参加し、選手の時以上に緊張したとの事です。高校時代よりもさらに体が大きくなり、Aチームで活躍しているとの事。ぜひ2023年のワールドカップへの参加を期待したいところです。
9月に入り、地区大会を経て神奈川県の強豪校とのオープン戦を行い、10月からの大会に挑みます。素人ばかりの雑草集団ですが、雑草にもきれいな花を咲かせて見せます。今後とも応援よろしくお願い致します。