2023.02.17
女子バド部西相地区冬季大会 3日目:2年生シングルス結果
1月21日(土)から始まった西相地区冬季大会も2月4日(土)が最終日となりました。
最終日の種目は2年生のシングルスです。
出場した2年生10人中、2年8組の秋山ちさとさんがベスト8入りし、2年6組の石倉沙恵さんと同じく2年6組の佐藤ことりさんがベスト4に入りました。
この中で特に印象深いのは石倉さんの試合です。普段とてもおとなしい石倉さんですが、ベスト4決定戦ではシード権を持っていた選手と3セット・ファイナルゲームまでもつれ込む大接戦を展開しました。石倉さんは緩急使い分けた配球で相手選手の攻撃を封じ込め、自分のペースで淡々と得点を重ねていきました。
それでも相手はシード選手、最終セットには激しい攻撃で8対13と大差をつけられてしまいました。しかし、石倉さんは落ち着いていて、攻め急いだ相手がミスをして空回りを始めると逆に冷静な石倉さんが得点を重ねて16対16と追いつきました。そこから1点を争う展開となり、最終的には21対19という接戦を制して、石倉さんが勝利しました。石倉さんが準決勝に進出したのです。残念ながら石倉さんは次の準決勝で負けてしまいましたが、その選手と決勝戦で当たったのは2年5組の細川莉沙さんです。
この日、細川莉沙さんは絶好調、飛びすぎる5番のシャトルをしっかりコントロールしながら、しっかり決勝まで勝ち上がりました。決勝での相手は石倉さんに勝って決勝に進出した選手です。しかも相手は左利きで、左利き独特の配球で立ち上がりは苦戦しました。
しかし、広いコートを縦横無尽に動き回る細川さんの動きで相手を翻弄して細川さんペースで試合できるようになりました。結果、1セット目は21対18、2セット目は21対12で圧勝し、ダブルスに続きシングルスでも優勝しました。
今回の冬季西相地区大会では、試合に出場した平塚学園女子バドミントン部の選手は「試合はお祭り!」を合い言葉に、試合に勝ちそうになった時こそ「あと10点!」と声を掛け合って勝ちを焦らず、本当の意味で試合を楽しんでくれました。そんな女子バドミントン部ですが、これからも応援、よろしくお願いします。